五感で巡る地域のつながり

沖縄県本島の北部に位置する大宜味村。スローな暮らしと生涯現役ライフスタイルが長寿に寄与するブルーゾーンエビデンスを基に沖縄ワークライフバランスの知恵にふれる旅。美しい海と山、自然の風景を望める「天空のレストラン　OGIMI SKY TERRACE」でのブルーゾーンスペシャルランチメニューを開発しました。

沖縄八景の一つ塩屋湾を眺めながら、至福のひと時を感じる。
ブルーゾーン体験を通じて長寿の秘訣「地域とつながる」を堪能できるメニューとなっています。

五感で味わう地域の地産地消

ブルーゾーン沖縄ウェルネスツーリズムにあたって、総料理長を務める田口徹氏に「沖縄伝統島野菜28種」より地産地消の「季節の食材」と「島豆腐」「海藻」を使った特別メニューを開発していただきました。

開発料理のこだわりは、沖縄食材を中心とした生産者とシェフの創意工夫があり、地産地消ならではの「食」でつながる体験を提供すること。

こだわりぬいた地産地消の季節の食材と、島豆腐、海藻を使った特別メニューは、日常では得られない発見があります。

【前菜】美らマグロと島豆腐のタルタル
県産マグロの生ハム、2種類の島豆腐と県産野菜に、シークワーサーをかるくかけ、わさびとお酢を漬け込んだ水卵のソースをそえています。初夏から梅雨の時期にかけてのさわやかな味わいを感じる1品です。マグロの風味や食感をこわさないように考えられた水卵のソースは食感も楽しめます。

【スープ】大宜味産紅芋のスープ
大宜味産の紅芋をコンソメスープで混ぜ合わせ、クリームでまろやかに仕上げています。産地で食べる季節の紅芋は、よりいっそうほのかな甘さや風味を感じることができます。

【お魚】ミーバイ（ハタ）のアーサ（海藻）、フーチバー（よもぎ）、もずくのソース
県産魚のミーバイの身に干したアーサを漬けてまき、ソースをつけていただきます。ソースは、ミーバイの骨で取っただしと、大宜味産の大根や海藻、よもぎ（沖縄のフーチバー、西洋よもぎ）を混ぜ合わせています。調味料はほとんど使用せず、海藻の塩分で味付けされた一皿は、一口くちにいれると、目の前に広がる海の潮の香りを感じるようです。

【お肉】東村産パイナップルアグーのきのこソースと三枚肉（パイとん）のシークァーサー風味
パイとんは、特産品であるパインアップルを飼料化しアグーにあたえて育てている東村のブランド豚で、希少性が高く手に入りづらいお肉です。大宜味村産でとれた季節の野菜をそえ、地産地消にとことんこだわった一品です。

【デザート】天空スペシャルデザート※季節によって変動あり
大宜味産の食材をつかったデザート。その季節にぴったりの風味と味わいを感じることができます。

天空のレストラン OGIMI SKY TERRACE 
総料理長　田口　徹 氏 
1954年、埼玉県生まれ 
天空のレストラン OGIMI SKY TERRACEにオープン
当初から総料理長として在籍

地産地消で食べる料理には、日常では得られない発見があります。

料理の美しさや、手つかずの自然がつくりだした芸術的な景色を味わう。
豊かな自然の静けさに癒やしをもらい、
生産者がこだわって育んだ新鮮な素材が、料理人の手によって丁寧に演出された一皿を味わう。
その料理の一口一口をとおして季節の香りを感じ、
素材を生みだしたその土地の豊かな大地、海、緑に想いを馳せる。

その実感は、地域を訪れ、地域に根付いた食文化にふれることでしか得られない体験。
地産地消は、五感で巡る地域のつながりを発見する旅なのかもしれません。

＜天空のレストラン OGIMI SKY TERRACE＞

目の前に広がる絶景『沖縄八景・塩屋湾』を楽しみながら 美味しい料理を堪能できるレストラン
所在地：〒905-1314 沖縄県国頭郡大宜味村字田港427-2
TEL：0980-44-2255
営業時間：11:30〜21:00（ランチ／ティータイム／サンセットタイム／ディナー【予約制】）
https://www.skyterrace.co.jp/

＜ウェルネスブルーゾーンツーリズム＞

地域資源を熟知した観光協会と密に連携するとともに、ツアー参加者が地域固有の生産者、加工業者、文化芸能家、住民と直接関わることで、現実を体感し、学び交流し「自然」「地域」「人」とつながり沖縄ライフスタイルを体感。
人生をより美しく、より輝く豊かな人生へと導いてくれます。

本事業への詳細をお聞きしたい方はこちらへご連絡ください。

【ウェルネス沖縄ブルーゾーンツアー事業事務局】
一般財団法人沖縄県環境科学センター
業務部/総合環境研究所/SDGs事業実行班　岩村
〒901-2111 沖縄県浦添市字経塚720番地
TEL：098-875-1941
E-mail：s.iwamura@okikanka.or.jp
メッセージ：https://wellness-tourism-okinawa.jp/message/
ホームページ：http://www.okikanka.or.jp/