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ブルーゾーン沖縄
長寿の秘訣を巡る旅
ブルーゾーンとは、健康で長生きをする人々が生活する特別な地域を表す言葉です。
世界で5つの地域が選定されており、沖縄もそのうちの1つに指定されています。
世界で5つしかないブルーゾーン、その中でアジアで唯一沖縄のみが打ち出せる沖縄固有の魅力。
国内や海外の方々だけでなく、沖縄県民も身近で尊い地域資源を再発見する機会となります。
ブルーゾーンとは
ブルーゾーンとは、健康で長生きをする人々が生活する特別な地域を表す言葉です。
世界で5つの地域が選定されており、沖縄もそのうちの1つに指定されています。
世界で5つしかないブルーゾーン、その中でアジアで唯一沖縄のみが打ち出せる沖縄固有の魅力。
国内や海外の方々だけでなく、沖縄県民も身近で尊い地域資源を再発見する機会となります。
“ブルーゾーン”とは、世界5大長寿地域のことで、イタリアの疫学者で医師のジャンニ・ペスがイタリアのサルディーニャ島を指して作った言葉が初出です。
2000年、ジャンニ・ペスとベルギーの人口統計学者ミシェル・プーランはサルディーニャ島での人口統計学的手法による長寿研究成果を国際誌に論文を発表しました。
ペスとプーランは、長寿の村々を強調する青い円を地図上に同心円状に描き、この円の内側をブルーゾーンと呼びました。
その後『ナショナルジオグラフィック』誌のライターであり冒険家のダン・ビュイトナーは、統計的に世界で最も長寿の地域にこの地理的な用語を拡大し、
日本の沖縄、米国カリフォルニア州のロマ・リンダ、コスタリカのニコヤとギリシャのイカリア島を加えてブルーゾーンと発表しました。
ナショナルジオグラフィック誌2005年11月号にThe Secrets of Living Longer”(長寿の秘密)という特集が組まれ、その表紙を飾ったのは沖縄県那覇市の波の上ビーチで逆立ちをする男性長寿者で、世界中にインパクトを与えました。
2008年、『The Blue Zones~世界の百歳人(センテナリアン)に学ぶ長寿の9つのルール~』(ダン・ビュイトナー著)が全米ビジネス書でベストセラーとなり、
ブルーゾーンは世界中に知られるようになりました。
荒川雅志『世界5大長寿地域「ブルーゾーン」に学ぶ
Withコロナ時代とウェルネス』より
参照URL:https://health-tourism.skr.u-ryukyu.ac.jp/project/3486.html
世界5大長寿地域ブルーゾーン調査でかつて明らかにされた百歳人(センティナリアン)に学ぶ健康と長寿の知恵
The Blue Zones,Second Edition:9Lessons for Living Longer From the People
Who’ve Lived the Longest.Dan Buettner 2012
@荒川雅志 琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野
沖縄は、厳しい時代をたくましく生き抜き、おおらかに年を重ねたおじいおばあが活き活きと暮らす地域です。それは単なる長生きではなく、よりよく生き輝く人生である「ウェルネス長寿」といえます。豊かな経験と知恵、自然、人、地域との“つながり”を大事にしてきた生き方に触れ、それを体現している人々こそが魅力ある地域の資源、誇りであり、単なる観光資源ではなく、長寿を支える尊い「ウェルネス資源」という新しい価値となりえます。そんな沖縄のウェルネス資源と長寿者の知恵から、今、世界が直面するコロナ禍における生き方の参考になるヒントを見出すことができます。
世界中の人々は、いつまでも活き活きと健やかであること、その先にある「長寿」を求めています。沖縄の健康長寿の資源と長寿者の知恵、世界一を達成した長寿の秘訣にふれる旅「ブルーゾーン沖縄ウェルネス・ステイ」は、今、世界が直面するコロナ禍における心身の健康への関心だけでなく、生き方の参考になるヒントを見出すことができます。
沖縄の地に息づく健康長寿の資源と長寿者の知恵。世界5大長寿地域ブルーゾーンとして、かつて世界一を達成した資源に出会う機会を新しい観光を通して提供することができないだろうか。県外や海外の方々はもちろんのこと、沖縄の人々も身近にある価値を再発見し、見直す機会となる、このような旅を提案しています。